はじめに

Kubernetesを実際に試してみたい、触ってみたいと思った時に、

わざわざMicrosoft Azure, GCP(Google Cloud Platform), AWS(Amazon Web Service)といった

各クラウドサービスが提供するマネージドKubernetesを使うのは、少し手間があります。

そこで、より手軽に手元のPCで試せるDocker Desktop for Macを使ったKubernetesを今回は触ってみます。

 

用意するもの

環境

・macOS Mojave バージョン 10.14.5

・ネットにつながる環境

手順

Docker Desktop for Macのインストール

公式サイトから、Docker Desktop for Macをダウンロードしてきます。ダウンロードには、アカウント作成が必要なので、作成します。

Kubernetesのインストール

Docker Desktop for Macを正常にインストールできると、MacのメニューバーにDockerのアイコンが表示されます。クリックすると、ダウンメニューが下の画像のように、表示されるので、Prefrencesをクリックします。

preferneces

開かれたポップアップ画面から、Kubernetesを選択すると、下記の画像のように、

3項目のチェックボックスが表示されます。

デフォルトでは、すべてのチェックボックスにチェックが入っていない状態だと思います。

Enable Kubernetesにチェックを入れると、

それ以降2つのチェックボックスにチェックをいれられる用になります。

下記の画像のように、チェックボックスにチェックを入れて、Applyボタンをクリックします。

数分かかることと、インターネット接続が必要であるということを確認して、Install

インストール中は、下記の画像のようになります。表記のように、バックグラウンドで行いたい場合は、

Run in backgroundボタンをクリックします。

数分たつと、下記の画像のような表示になり、インストールが完了します。

先ほど、Prefrencesを選択したドロップダウンメニューから、Kubernetes項目を選択すると、

docker -desktopクラスターが増えているはずです。

これで、インストール完了です。

 

kubectlコマンドでも確認してみると、docker-desktopクラスターが増えています。

$ kubectl config getclusters
NAME
dockerdesktop
kubernetes

下記の画像のように、contextを変更して、利用を開始することができます。

 $ kubectl config usecontext dockerdesktop
 Switched to context “docker-desktop”.

 

 

以上で、kubernetes環境ができました。あとは自由に試すことができます。

 

思った以上に簡単にできたので、Kubernetesを初めて触ってみるのにはいい方法な気がしました。