はじめに

Raspberry Pi 4に入れたUbuntu 21.10で作業を行う際、

普段はコマンドで行っているのですが、

GUIで操作したかったため、macからリモートデスクトップをする方法をまとめました。

環境

・Raspberry Pi 4 Model B 4GB

・Ubuntu Desktop 21.10 64bit版

・macOS Big Sur バージョン11.6.1

手順

Ubuntu側(Raspberry Pi側)

下記のようにUbuntu側のデスクトップを表示して、作業を行います。

デスクトップ右上の電源マークから設定画面を開きます。

設定画面内の左のメニューから、Sharingの項目を選択し、Screen Sharingをクリックします。

何も設定していなければ、ここはoffになっているかと思います。

塗りつぶしてあるところは、コンピュータ名が表示されます。

下記のような画面が表示されたら、

Allow connections to control the screen にチェックをいれ、

パスワードをいれたらリモートデスクトップができるようにするため、

Require a passwordにチェックとを入れて、自由にパスワードを決めます。

最後に、Networksを選択してください。

 

また、上部に表示されてリンクになっている接続情報は、メモしておいてください。

この文字列を指定することで、リモートデスクトップすることができるようになります。

mac側

mac側からリモートログインをする際、

Ubuntu側では対象のユーザがログインしている状態であることを確認してください。

 

Finderアプリケーションを開き、command+k

または、画面トップのメニューから

移動>サーバへ接続 を選択してください。

下記のような接続先を入力する画面が表示されます。

そしたら、先ほどUbuntu側で表示されていた接続情報を入力します。

次に下記のような画面が表示されるので、

Ubuntu側で設定したパスワードを入力してください。

成功すると、下記のようにmac側でUbuntuの画面が表示され、

mac側で動かすことで、Ubuntu側でも同様の動きが行われます。

これでリモートデスクトップは成功です。