環境
・Raspberry Pi 4 Model B 4GB
・Ubuntu Desktop 21.10 64bit版
手順
LGPIOのインストール
手順は簡単で、まずはパッケージを最新化します。
$ sudo apt update
次に、下記のコマンドを実行します。
成功すれば、インストール完了です。
$ sudo apt install python3-lgpio
Pythonのプログラム内でLGPIOを使う
GPIO制御ができることを確認するために、Lチカをしてみます。
配線
下記の配線をしています。BCM表記で4番ピン(物理番号で7番ピン)を出力にしてLチカします。
プログラムを作成
下記のPythonプログラムのファイルを作成します。
import lgpio
import time, sys
# GPIO番号(BCM)を変数に代入
LED_PORT = 4
# dev/gpiochip0をオープン
h = lgpio.gpiochip_open(0)
# 指定したピンにモード(出力)を設定
lgpio.gpio_claim_output(h, LED_PORT)
try:
while True:
# 指定したピンを点灯(HIGHを設定)
lgpio.gpio_write(h, LED_PORT, 1)
# 0.3秒待つ
time.sleep(0.3)
# 指定したピンを消灯(LOWを設定)
lgpio.gpio_write(h, LED_PORT, 0)
# 0.3秒待つ
time.sleep(0.3)
except KeyboardInterrupt:
# dev/gpiochip0をクローズ
lgpio.gpiochip_close(h)
実行
下記のコマンドで実行します。Lチカできれば成功です。
※python2系の場合は、コメントの日本語のせいでエラーになるかもしれません。
$ sudo python3 blink.py